ヒュッゲな部屋のつくり方|北欧の冬のインテリアを、あかりと布もので整える
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デンマークの言葉「ヒュッゲ(hygge)」は、気のおけない時間や、ほっとくつろげる心地よさをあらわす言葉としてよく紹介されます。この記事では、日が短くなる秋から冬にかけて、ヒュッゲな部屋をつくるための考え方と、あかり・布もの・素材の3つの整え方をまとめました。大きな家具を買い替えなくても、身近なところから始められます。
ヒュッゲな部屋は「明るさを落とす」ことから
北欧の冬は日照時間がとても短く、家の中で過ごす時間が長くなります。だからこそ、部屋を心地よく保つ工夫が暮らしに根づいたといわれています。その中心にあるのが、あかりです。
日本の住まいは、天井の照明ひとつで部屋全体を明るくすることが多いですが、ヒュッゲな部屋に近づけるなら、まず夜のくつろぐ時間だけ、天井の照明を消すか暗くしてみてください。そのかわりに、小さなあかりを低い位置にいくつか置きます。部屋のすみずみまで明るくしないことで、灯りのまわりに自然と人が集まる、落ち着いた空気が生まれます。
色は、白っぽい光より、オレンジがかったあたたかい色の光のほうがくつろいだ雰囲気になります。
あかり:キャンドルの「ゆらぎ」と、木のランプ
ヒュッゲに欠かせないものとしてよく挙げられるのが、キャンドルです。ただ、火を使うキャンドルは、つけたまま目を離せず、小さなお子さまやペットのいる家では置き場所にも気をつかいます。そこで取り入れやすいのが、火を使わないLEDキャンドルです。
Stillaは、炎がゆらめくように光るLEDキャンドルです。直径は約7.5cmで、高さ違いのセット(3本セット・2本セット)になっています。ローテーブルや窓辺に、高さの違う2〜3本をまとめて置くと、それだけで冬の夜らしい景色になります。電源は単3形乾電池で、電池は別売です。リモコンは付属せず、本体底のスイッチで点灯・消灯します。筒はガラスではなくアクリル製です。
もうひとつ、ソファ横の棚やベッドサイドに置きたいのが、木のランプです。Kvällsljusは、ウォルナットとビーチの天然木でつくった、高さ約10.5cm・幅約9cmのきのこ形のランプです。USBで充電したらコードを外して使えるので、コンセントの位置を気にせず置けます。正面のスイッチに触れると点灯し、長押しで明るさを変えられます。雰囲気を楽しむための控えめな明るさなので、本を読むときは手元の照明と一緒にお使いください。充電用のUSB充電器(ACアダプター)は付属しません。
灯りの置き場所や種類ごとの選び方は、コードレスの灯りで、北欧の夜をつくるでもくわしく紹介しています。
布もの:手でふれて、あたたかいものを足す
あかりの次に冬の部屋の印象を変えるのが、手ざわりです。ソファのクッションカバーを、さらりとした生地から、毛足のあるものに替えるだけで、見た目にもあたたかい部屋になります。
Mjukは、ぽこぽことした四角いもようのファーのクッションカバーです。毛足が短く、なめらかな手ざわりで、色はスノー・フォググレー・キャメルの3色。Rutaは、ひし形もようで毛足のある、もこもこした手ざわりのカバーで、クリーム・セージ・マスタード・ココアの4色から選べます。どちらも45×45cmで、毛足のある生地のため、使い始めは毛が落ちることがあります。
ファーだけでは甘くなりすぎると感じたら、表情のある織りや刺繍のカバーを1枚まぜるとまとまります。Böljaは、ぽこぽことしたループ刺繍で波線を描いた、シェニール生地のクッションカバーです。色はオートミール・チャコール・キャラメルの3色。刺繍の波線は、1枚ずつ形や位置が少しずつ異なります。
枚数は、2人掛けのソファなら2〜3枚がひとつの目安です。白やベージュを土台にして、キャメルやキャラメルのような茶系を1枚足すと、木の家具やあかりの色ともなじみます。myspysのクッションカバーはいずれもカバーのみの販売で、中材(45×45cm)は別にご用意ください。
素材:木や自然のものを、目に入る場所に
ヒュッゲな部屋に共通しているのは、木や布、植物など、自然の素材が近くにあることです。新しく買い足さなくても、木のトレイにキャンドルを並べる、本棚の一段を空けて木の小物と灯りを置く、といった小さな工夫で、冬の部屋らしい一角ができます。
大切なのは、ものを増やすことより、くつろぐ場所をひとつ決めることです。ソファの一角、窓辺、ベッドのまわりなど、自分がいちばん長く過ごす場所から、あかり・布もの・素材を少しずつ整えてみてください。
冬に向けたあかりと布ものは、冬の部屋 ― あかりとぬくもりのコレクションにまとめています。

